何が真実で何が正義か
3年前起きた、いじめによる女子高生の自殺
その真相を追うドキュメンタリー作家の木下由宇子（瀧内公実）
由宇子は学習塾を経営する父（光石研）と二人暮らし
仕事の傍ら学習塾講師としても働く
女子高生はある男性教師との不適切な関係があると噂され自殺し、マスコミはその事をセンセーショナルに報じた
その後、追い詰められた男性教諭も自殺
見つかった遺書には、生徒との関係は事実無根で死を以て講義すると書かれていた
「報道が殺したんですよ」
TV局側は、事件に関しマスコミが死に追い込んだという事は見せたくない、学校側が悪かったという映像を求めている
見せたいものだけ切り取って繋げ、それが真実かのように放送しようとする
関係者に取材を進めていた由宇子、自分の身にも予想できない問題が起き、真実を報道したいという正義感に矛盾が生じ始める
司法が許しても社会が許さないことがある
由宇子にとって究極の選択
由宇子の天秤
揺れっぱなしの天秤
「お前どっち側なんだよ」
学習塾の生徒めい（河合優実）
めいも父親と２人暮らし
貧困家庭
塾のお金を滞納
健康保険料も払えず病院に行くことができない
真実はいつも１つ！
そんな簡単なものじゃない
次々と明かされる事実、、、
衝撃の展開
誰の子供だったのか
本人の言い分を信じるか
噂を信じるか
正しさとは？
ずっとハラハラしながら考えさせられた
２時間３２分
あっという間だった
すっごいもの観ちゃったなー
ラストの由宇子の行動、うわぁーなんでーそこでもー！？って気持ちになった
マスコミの情報を鵜呑みにしてはいけない
「彼女の人生は間違いじゃない」でも親子役だった瀧内公美さんと光石研さん
光石研さん、またもやクズ親父
「岬の兄妹」の兄妹、松浦祐也さん、和田光沙さんも出演
めいのお父さん役、梅田誠弘さん
初めて見た俳優さん
出演者の方々みな素晴らしかったけど、梅田さんの演技が凄すぎて、本当のドキュメンタリー見ている気分になった
