問題は社会か環境か、それとも自分自身か。
時には正論よりも事を円滑に進めるための嘘も必要なのかもしれない。
しかし人間の尊厳や生命が脅かされるならばそれは詭弁だ。
信念で権力に立ち向かいつつ弱さとも…
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ドキュメンタリーディレクターの由宇子は追っている事件と自らの父から聞く衝撃の中で揺れ動きます。
エンディングまで徹底してBGMがなく、リアルさを追求しているからか目の前で突如…!的なエンターテイメ…
2時間半もあったのか…ずっと目が離せなかったな、すごい波がある訳ではないのに。
いや、波はあったか、まさかの父親の愚行、信じて取材していた事件の真実、そういうことを明るみにしていくことを使命のよう…
全ての事象の結末は何も明かされない。
自殺をした女子高生は本当にいじめが原因だったのか?
教師との関係は合意の上だったのか?
メイは本当に身体を売っていたのか?
最後目は覚めるのか?
主人公と父親は…
TOHOシネマズシャンテ。一面的で危うい「弱者に寄り添う」スタンスで前半は進むが、後半…ひっくり返しすぎだってば▼相手の状況考えず詰問した結果が交通事故、不確かなことを「父です」と断言した結果は殺人…
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長尺だけど、最初からがっつり引き込まれて、自分が由宇子になった気分で見てた。ドキュメンタリー監督の生活、なかなか厳しい。
真実を伝えることこそ使命というスタンスで作品を作り上げてきた由宇子だけど、…
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