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ぶあいそうな手紙のににのレビュー・感想・評価

ぶあいそうな手紙(2019年製作の映画)
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シニア映画です。
最近このテの映画の上映が増えたように思うのですが、世界的な高齢社会ゆえ?
最晩年を迎えた頑固な主人公が、何かに行き詰まり、何かに出会い、人生を動かすパターン。どう味付けするかで作品の評価が分かれる。この作品はランクは上。

アパートメントのドア2つ並ぶ。誰と繋がりを持ち、どのように繋がりたいのか、心のありようを象徴するよう。詳しく語られないが、政治亡命者である主人公をめぐるストーリーは、なかなか味わい深い。音楽がいい!カエターノ・ヴェローゾ、久々に聞きました。

邦題がちょっといただけない。原題の直訳でよかったのでは?と思う。
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