今日のマーベル。
今回はニューフェーズ突入ということでシークレット・サーガの宿敵カーンの顔見せということで、彼のバックボーンなどが解る回なのだが、そのお陰でコメディタッチの明るい作風だったアントマンがかなり割を食ってしまった。
具体的には殆どが異世界(ファンタジーではなく量子世界)の薄暗い夜空と殺風景な地形とあとスターウォーズとは異なる生命的でない異世界生命体との説明というか、これからこういうキャラクターとアベンジャーズをやりますよという形の話がずっと続く。つまり、面白いとは思わないが後々重要になるであろう「マイティ・ソー ダークワールド」みたいな一本になるのかもしれない。
何れにせよMCUを追っかけている人なら観るべきとは思うのである。ちゃんとアントマンならではの拡大縮小を活かした迫力満点のバトルシーンは良くできている。が、そうでなければ話が難解なのでディズニープラスとかで字幕アリでか、解説動画などで予習してから見たほうがいいのかもしれない。何れにせよこれは今までのアントマンのシリーズとは違う一本になっている。(劇中に登場するネタというか、イメージは「進撃の巨人」「テラフォーマーズ」「地球防衛軍」など、ジャパニーズ・カルチャー風味を感じられてそこは親近感が湧いた)