フェーズ5に入り、どこかぶらついてたMCUが一気に加速する。
今フェーズからマルチバースやら時間軸やらでめちゃくちゃ難しくなることがわかりきってたが、本作を見てこの先を考えると頭を抱えてしまった。
まあ先のこと考えてもしょうがないから楽しみに待っていよう。
正直全体を通してさして新鮮味はなく、いつも通りのMCUだなと感じだがスコットラングという男の物語として胸を打たれた。
インフィニティウォーとエンドゲームを通して娘であるキャシーと再開して時間を共に過ごすことができたスコット。
またカーンとかいう征服者のせいで娘と離れ離れになりそうになり奮闘する。
楽観的な主人公だが父親としての顔を見せて奮闘する様に異様に泣かされた。
終わり方も彼らしくてよかった。
まあ酷いことになる気はするけどとりあえず終劇!な終わりかたもちょうど良い。
何かとシリーズの合間埋めとして使われてたアントマンシリーズだが、フェーズ5の一作目として良い出だしだった。
スコットラングにはもっと活躍してほしい。