あらかわ

アントマン&ワスプ:クアントマニアのあらかわのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

結局、自分の蒔いた種じゃね、という印象が終盤まで拭えませんでした。
アベンジャーズあるあるですね。
物語のスタートが、いらんことするところから始まるやつ。

とはいえ、じゃあ、敵に侵略されたらそれでいいのかと言われると、
こんだけシリーズ作品が続けばいつまでも同じきっかけではいかんわけで。
物語のきっかけとなる部分って案外難しいんだな、ということに気づけました。

量子世界のビジュアルは、
鑑賞前はどぎつい感じでしたが、
始まってみると本当に楽しいものでした。
何が起こるかわからない。
へんちくりんな生物だらけ。
理屈はよくわからないけど、
量子世界だから!
これで済むのが最強だと感じました。

海底も宇宙も描かれてきたわけで、
あと残っているとしたら、
小さすぎて見えない世界って、
そこに気づけたのがやはりこれも素晴らしいと思います。

最終的には、
物語の中でちゃんと完結させてくれました。
そら続くんだけど、
とりあえずいらんことした落とし前はつけてくれたのでスッキリ。
わかりやすい敵が出てきたので、
何の話が進んでるかわからなかったフェイズ4に比べれば、
フェイズ5は見やすいものになりそうです。

にしても、ボスキャラのカーン、あんだけ強かったのに、よく倒せたなと。
強さを引き立たせるための描写も、
やりすぎると説得力が減るような気もします。
アリの大群は結構熱かったね!
いけいけー!って思えたシーンでした。
あらかわ

あらかわ