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アントマン&ワスプ:クアントマニアのSugarOnMeのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

2023新作#6

フェイズ5第一作目。オープニングのファンファーレは変わらず。

予告編からかなりダークな内容になるのではと思いましたが、前2作に登場したずっこけ泥棒仲間が登場しないのでコメディー要素は少し減ってしまいましたが、スコットは変わらず空気を読まないキャラは変わらずだし、量子世界のクリーチャーがユニーク。ぶよぶよのヴェヴや、まさかのMODOKに生まれ変わったダレン・クロスに笑わせて貰ったので、アントマンらしさは変わらずでした。

ストーリーもシンプルでスピーディーに進んで行くのも良かったです。

量子世界での酒場のシーンがどう見てもスター・ウォーズ‼️クリーチャーやエンドクレジットのカーン評議会と意図的にSWらしさを出したのかな?(笑)

アントマンはスーパーパワーや武器が無いので、皆で力を合わせて戦う手法を強敵カーン相手に見せたのはファミリームービーとしても秀悦。インクレディブル・ファミリーみたい。
前2作よりも控えめに思えたホープも最後にスコットを助けてタイトルも納得。父親譲りの頭脳を持つキャシーもリーダーシップを発揮し反乱軍を牽引した。あの演説は凄い。キャスリン・ニュートンもかわいい❤️
その二人よりも良かったのが、今作のもう1人の主役と言っても良いジャネット。量子世界の苦い出来事を言えない苦悩を抱え、アクションもこなす64歳のミシェル・ファイファーは凄い。そして一番カッコ良かったのがハンク・ピム。大人しめだったのが、蟻の大群を率いて登場する姿は痺れた。ブラスターを構える姿もカッコ良い。ブラック・レインを思い出したぜ。

そしてアベンジャーズ⑤のヴィランと言われているカーン役のジョナサン・メイジャーズ。かなり非情な演技も見事で、体も相当鍛えていますね。この後、クリード③にもクリードの敵になるのでボクサー体型にも仕上がっていますね。

エンドロールで気付いたのですが、前作まで泥棒仲間の1人、カート役のデビッド・ダストマルチャンがヴェヴを演じていました❗レッドカーペットでデビッドがいたので何故だろう?と思っていたのですが、そう言う事だったのね。

無事量子世界から脱出したスコットが、オープニングと同じく町を歩いているのですが、オープニングでコーヒーをお店の人に奢って貰っていたのが、支払いをしていたり、何か変だと思いつつも何も変わらないとキャシーの誕生日を祝いエンドロールへ。本当に元のアース616なのか?

物凄い数のカーンの変異体が現れたエンドクレジット。これらをみんな倒さなきゃならんのか?
ロキとメビウスがある時代で見付けたカーンの変異体。彼らもカーンを追っているよう。ロキ・シーズン②が楽しみです。
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