脳みそ映画記録

アントマン&ワスプ:クアントマニアの脳みそ映画記録のネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

フェーズ5の一発目!
今後の展開に深く関わって来ると思われるのでマストウォッチな一本

アントマン自体はきかんしゃトーマスの上でバトルしたり、ハローキティのペッツでバイクをクラッシュさせたりとMCUの中でもかなり好きなシリーズです。

今回は今までの世界観と大きく異なり量子世界が舞台となります。
量子世界のへんな生き物がたくさん出てきます。化け物みたいなサイズのミドリムシっぽいやつとか、建物や乗り物が生物になっているのが当たり前だったりして、ヘンテコ生物好きには目で見て楽しい作品でした!
そういえば赤い穴好きのグミみたいなやついたでしょ。彼の声は本作では出てこなかったカートを演じたデヴィッド・ダストマルチャンだとか。
あと、なんかしらんけどビル・マーレイもプレイボーイな量子人間で笑う。

量子世界はおそらく映画で描かれたのは未知の世界で、大きくはスター・ウォーズやスター・トレックなどのスペースオペラものが発想のベースになった世界観になっています。
そんな中にも宇宙ではなく、ミクロっぽいデザインのものもあったりしてその点を探したりするのも楽しいかもしれません。
どちらにしろこのファンタジックなワールドは間違いなく劇場映えするので劇場で観るべきものですね。

アントマンシリーズでは量子世界は二度と戻れない脳みそが溶けるような場所とされていますが、本作ではその中にも文明が築かれていることがわかります。(実は前作のアントマン&ワスプの量子世界の描写にも小さく街らしきものが写っていてイースターエッグになっています。)

脳みそが溶けるのをどう回避したかわかりませんが、この新ワールド大冒険が繰り広げられます。

今回サプライズは先述のビル・マーレイとアメコミファンの人気が高いヴィランのモードックのMUC参入でしょう!
しかもモードックの正体が死んだと思っていたダレンとは!
羊たちも量子世界で元気にやっていてほしかったなぁ。まぁアレは肉片になってたから駄目だろうけれど‥。

モードックあの扱いやキャラクターでいいのかとは思うものの、それなりに見せ場もあって、出てきてくれただけでも良かったかなと思います。正直シリアスな場面で出てきても、笑っちゃうし扱いにくいでしょうしね。アントマンで十分ですよ。

後から予告編をみましたがモードックは予告編にも出てきているのですね。これサプライズじゃなかったんだ‥。予告編一つもみなくてよかった。普通にびっくりしたもの。予告編でネタバレしちゃうなんてもったいないなー。

モードックのボスのカーンはMARVEL屈指の強大過ぎるスーパーヴィラン!そいつに最小ヒーローぶつけるという、クレイジーさがたまらんね

QUANTUMANIAってANT-MANが隠されていたんですね。最後のあれで気がつきました。
ANTでアリに掛けてるんだ!と思ってたけどちゃんとMANもあったんだ。