とみぷー

アントマン&ワスプ:クアントマニアのとみぷーのレビュー・感想・評価

3.5
MCUとしてはまあまあ、アントマンとしては全然ダメ、そんな映画。今作に強いられた課題として、粒子世界の掘り下げ(そもそもそんなに興味がない)・征服者カーンの掘り下げ(アントマンにそんな役目を負わせるな)・指パッチン後の空白期間を埋める意味での親子愛(ここが一番微妙だった。ラストの展開でどうしてあいつが助けるねん)とおよそ一本の映画では到底無理難題を強いられてるので、やはり製作陣の采配が悪かったように思える。マイケルペーニャがいないアントマンはアントマンではない。あと結末のぼんやり加減が世間の低評価の原因かと思う。でも期待値を下げてたお陰でわりかし心穏やかに鑑賞する事は出来たが。最後のモードックの扱いのコメディ描写、これだけで本作が大した作品ではない事がよく分かる。なんか最近のMCU映画全然面白くない。
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