このレビューはネタバレを含みます
もはや現実世界の描写は始めと終わりのそれぞれ一瞬だけで、ほぼ全編にわたって量子世界というなんでもアリの不思議ワールドで展開するお話でした。
勿論アントマンと量子世界との関係性は深いのでこうなっていくのは必然なんでしょうが、個人的にこのシリーズに求めているのはもっと我々に近い世界で起こる小さなスケールの物語だったので、なんだか遠いところへ行ってしまったなという印象です。
ペーニャの居ないアントマンなんて…
今フェイズにおける最重要ヴィラン、カーンについての話とも捉えられる作りでしたが、やはりこのキャラにどうにも興味をそそられないというのが致命的な気がしています。