Avengers

アントマン&ワスプ:クアントマニアのAvengersのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

量子世界は、遠い昔はるかかなたの銀河系だった!!

クライラー卿がランド・カルリジアンに見えました。

過去作のミニマムさとは様相を一変させ、あらゆるものが拡大した本作。しかしどれだけユニバースが拡大しようとも、シリーズを通して「親子愛」というテーマを貫き続けているので、親子のシーンにはカタルシスが生まれる。
大量のスコットが協力して高いところへ到達するシーンは、1作目のアリを思い出してグッときたし、スコットがキャシーの呼びかけに応えるシーンは1作目そのままだった。

カーンとの決着の付け方には腑に落ちないところもあった。最後の殴り合いでの決着は「すごい能力持ってるんだからもっとやりようあるだろ」と思ってしまった。

まあアベンジャーズ に向けたキャラの深掘りという位置付けが大きいんでしょうな。そういう立ち位置の映画でも一本の映画として面白いのは流石。

ダレン・クロスさんはネタ枠かと思いきやシリアスなシーンもあって対応に困った。感情の起伏が激しい瞬間湯沸かし器っぷりは健在とも言えるが。

30年間の色恋を語る老夫婦と聞きたくない娘の構図は笑った。
最後のオチの「失敗した理由は?」「ジャネットじゃなかったから」はお洒落で鳥肌たった。
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