「人生意味不明なことだらけだけど何とかなる」というスコットのモノローグで設定の粗もごまかしつつ、アントマンらしい軽快さも演出できるという発明で、なんかイイ感じな作品。
量子空間も、期待は超えないけどまあ可愛くて変な生き物いたからいいかぐらいの感じで、シュレディンガーの猫のシーンはちょっと新しくて良かったです。
モードックを始めとしたCGのくだらなさや、随所に見られるファミリー冒険モノの要素で、『スパイキッズ』『シャークボーイ&マグマガール』などのような2000年代初頭の3Dキッズ映画の趣があってフェチズムをくすぐられた。
次のサノスとなるカーンの長編作初登場(?)にしてはあっさりし過ぎていて、マーベルモチベーションに関わるのでもっとインパクトを残して欲しかったところ。