たった一人の家族を凌辱された少年が、囲碁と暴力で復讐を誓う、勢いだけで成り立たせた爆裂おもしろムービー
俺、囲碁の映画を観るつもりだったんですが、成長した主人公がいきなり、宙吊りで腹筋しながら碁を指す という無茶なトレーニングしていたり、碁には全く必要ないムキムキぶり(腹筋が碁盤の目のように割れている)だったりと、物語の始まりからもう、俺の知ってる囲碁はやらないんだって事を物語ってましたね
さらに、「霊能者との片腕を賭けた対局」「線路上で対局し負けた方が列車に轢かれる」「優勢を取られ続けると酸が噴射され目を焼かれる改造碁盤」などの闇のゲームが息つく間もなく展開されて、ハッキリ訳わかんない
碁石をメリケンサックがわりに暴漢をボコボコにしてるし、“終局後の黒の陣地の形が「死」の文字になっている“という囲碁への尊敬がない演出もなんかスゲー笑っちゃった
というか作った人達あんましルールわかってないだろ