しょん

鬼手のしょんのレビュー・感想・評価

鬼手(2019年製作の映画)
3.4
幼少期にあることがキッカケでお姉ちゃんが自殺してしまう。
弟の主人公は、お姉ちゃんを自殺に追いやった囲碁棋士に復讐する為、賭け囲碁を通して囲碁を覚え強くなっていく。
そして、大人になり復讐する囲碁棋士のところへ向かい…そして、どうなるか。

ここ数年のクォン・サンウを観るために事前情報一切無しで視聴。

ストーリーはシンプルな復讐劇で悪くなかったが、囲碁についての描写がイマイチ。
囲碁ルールを知らないと(知ってても?)戦況が演者の表情でしか判らない。
それと囲碁の戦術が復讐の仕方とリンクしてるとかもなく、ただただ主人公が囲碁で強くなって復讐するだけで終わってしまったのが、残念。

そもそも、囲碁で作品を作る意味はあったのかな。
韓国だとメジャーな物であれば納得できるが、『ヒカルの碁』くらいしか囲碁に触れる機会が無かったので、囲碁の部分はどうしても楽しめなかった。
しょん

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