このレビューはネタバレを含みます
囲碁×ノワールの新機軸
って『神の一手』でも感じましたけど、今回は
囲碁ファンタジーアクション（中二病的なやつ）
って感じですかね。。
『神の一手』を観ていなくても大丈夫だし、囲碁を知らなくても大丈夫。
全然関係ないから！
とにかく囲碁が全てのバトルストーリーで、
・お金を掛ける ←分かる
・持ちビルを掛ける ←無理があるけど分かる
・愛人を掛ける ←んんん、まあストーリーとして分かる
・命を掛ける（ただし鉄橋のレールの上で） ←分からない
・腕を掛ける ←分からない
ラス前、主人公に恨みを持つ青年が自作の変な碁盤（取った石の重さで毒ガス的なものが噴き出す仕掛け）を使って戦いを挑んでくるんだけど、それって碁石を乗せなくても手で押しちゃえばいいんじゃね？と思ったらそういう展開になるダメさ加減。
最終的には、なぜか最強のプロ棋士を相手にハンデ戦を仕掛けるので、てっきりハンデをもらう側なのだと思ってたらなぜかハンデをあげるという意味不明な展開に。
しかも、プロが先手で平手で打ち始めるという。。
どんだけ強いんだ主人公は！
などなど、囲碁がちょっとでも分かると、それはそれでストレスになります。
でも、お気軽Ｂ級中二病作品だな～と思いながら観ると楽しめます。
お金を払って映画館で観る映画ではないけど、サブスクだと楽しい。
