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藁にもすがる獣たちのmegurosのレビュー・感想・評価

藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)
4.2
曽根啓介原作(オールドボーイに続いて)またも韓国映画化。原作を読んでいなかったので最初から最後までハラハラと楽しんだ。ヴィトンのカバンに入った5億ウォン(=5000万円弱)をめぐって欲深い人間が騙し合うクライムサスペンス。驚くべきことにキム・ヨンフン監督は本作が長編デビュー作とのこと。

ヤバい奴等から借金をすること、そして大金を拾ってネコババすること、この2つは大抵ロクなことにならない(他の映画でもこのパターンはたくさん)。チョン・ドヨン演じるヨンヒ社長が自宅に訪れたミランに対して、大金を手にしたら人を信じてはいけないよと優しく教えてもいたが、あのあたりの場面が一番恐ろしかった。
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