ゆう

藁にもすがる獣たちのゆうのレビュー・感想・評価

藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)
4.0
地獄から抜け出すために藁にもすがりたい、欲望に駆られた獣たちの運命はー?

それぞれの事情でお金に困っている登場人物の、それぞれの群像劇が繋がっていく。
主役はヴィトンのバッグ👜

果たして、誰が大金の入ったバッグの争奪戦に勝ち残るのか!
バッグよ、巡り巡ってどこへ行くのだ~!って、最後までハラハラできた。

覚悟していた韓国ノワールによくある残忍なシーンは多かったけど、耐えられるレベル。兎に角お亡くなりになる。グロいけどほんのりコメディタッチ。

強引にラストまで観る人を引っ張っていく切れのよい面白さがよかった。ここまでぶっ飛ぶと、しっかり非日常を楽しめて満足。

私が大金を見つけたら…、警察に届けますよ。もちろん。他人の大金を手にしたらどうなるか、よーく分かったもんね。

作中のばあちゃんも、「人間、五体満足ならなんとか生けていける」だって。欲望にまみれちゃダメ🙅

まさかの最後に手にした人に、えーっ!?
どうなることやら😱
ゆう

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