オヨヨ

エルヴィスのオヨヨのネタバレレビュー・内容・結末

エルヴィス(2022年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

オープニングのキラキラした雰囲気に期待値も上がってた所に、いかにも悪人顔のトム・ハンクス演じるトム・パーカー登場!

まるでヴォルデモート⁉︎ 親切そうに近づいて、エルヴィスを追い詰める姿にゾッとする。
役によって雰囲気変わるのが見事なトムだが、キラキラを期待してたので主役誰?ってなった。

気を取り直して、エルヴィスに注目すると、曲は元々好きだし、オースティン・バトラーは、以前ドラマで見て、寂しげな演技で注目してたので、楽しみにしてた。顔はそこまで似てないけど、話し声や歌声が魅力的で、エルヴィスの声もきっとこんなだったのかなぁと思わせる。

ブラックミュージックのシーンがめちゃくちゃかっこいい。リスペクトを感じる。詳しく無いので分からないがきっと名のあるシンガーなのだと思う。
ゴスペルのシーンで人々が陶酔する所と、エルヴィスの歌に卒倒する女子達がリンクするのがこっちまで伝染して熱くなる感じ。サントラ聴きたくなった。

繊細な青年の様子から、みるみるうちにスターになっていくが、心は不安で一杯。
心から心配してくれる、母や妻とも離れてしまい、取巻きたちに骨までしゃぶり尽くされて、才能をすり減らして弱っていく姿が切ない。ラストの曲は涙…

全体的に曲がいいので長さを感じなかった。
オヨヨ

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