サマータイムブルース

エルヴィスのサマータイムブルースのレビュー・感想・評価

エルヴィス(2022年製作の映画)
3.3
エルヴィス・プレスリーについては、世代が少しズレているので、あまり思い入れはありません
曲も数曲知っている程度だし

マネージャーのトム・パーカー大佐の存在も知りませんでした
トム・ハンクスさん、いい人役の映画しか見たことなくて、他にこんな役あるのかしら、すごく熱演していたと思います

エルヴィス、搾取されてきた人生だったのですね、なんだか気の毒で、ラストはうるっとしました

でも、ああいう搾取する側とされる側の関係て、日本や韓国の芸能界でも、いまだ、たくさん残ってるような気がしますね、闇を感じてしまいます

エルヴィスの曲がたくさん聞けたのは良かったし、オースティン・バトラーさんのライブ・パフォーマンスもカッコよかった、痺れました
本人よりもちょっと線が細いかなって気はしましたけど

ロバート・ケネディ暗殺事件や、キング牧師の暗殺事件、シャロン・テート殺害事件、ローリング・ストーンズのライブの事件など、実際のニュースが流れてきたのは、とても興味深かったです

あのもみあげは、見るといつも笑いそうになるのですが、当時の流行なんですかね
なんなら、いっぺんでいいからエルヴィスのテクノカット見てみたかったな
尾崎紀世彦さんも影響受けてたのかしら

音楽ドキュメンタリーと違うところは、そっちは関係者のインタビュー中心になりがちで、詳しくないと面白く感じないのですが、こちらはドラマで、エルヴィス詳しく知らなくても感情移入できたので、それがとても良かったです

映画観終わって、エルヴィス聴きたくなってきました