彼を殺したのは“大佐”だけでなく、彼を子供のままにした“大人たち”だ。
目が痛くなるようなバズギラは無く、非常に作品にマッチしていると思った。
3年に及ぶ役作りも納得。
「その人っぽい目の動かし方をする」だとかそういったレベルを超え、本人が乗り移ったかのような演技だった。
ラストのショー・シーンは過去映像をそのまま載せていると錯覚したほど。
オースティン・バトラーをみているのか、エルヴィス・プレスリーをみているのかわからなくなってくる。
私が好きだと思ったのはどちらなんだろう?
きっと、どちらにも惚れたんだと思う。