雨宮はな

エルヴィスの雨宮はなのレビュー・感想・評価

エルヴィス(2022年製作の映画)
4.0
彼を殺したのは“大佐”だけでなく、彼を子供のままにした“大人たち”だ。
目が痛くなるようなバズギラは無く、非常に作品にマッチしていると思った。

3年に及ぶ役作りも納得。
「その人っぽい目の動かし方をする」だとかそういったレベルを超え、本人が乗り移ったかのような演技だった。
ラストのショー・シーンは過去映像をそのまま載せていると錯覚したほど。

オースティン・バトラーをみているのか、エルヴィス・プレスリーをみているのかわからなくなってくる。
私が好きだと思ったのはどちらなんだろう?
きっと、どちらにも惚れたんだと思う。
雨宮はな

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