エルヴィスのニャントラのネタバレレビュー・内容・結末

・ちょっと眠くてうつらうつらしながらだったけど。リトル・リチャードのドキュメンタリーを観た後だったから「なんでリトル・リチャードをちゃんと名前出して紹介してくれないの？」と思った。
・リトル・リチャードの方では「(商業的な面において)白人が黒人の音楽を奪った」という描き方をされてたけど、エルヴィスはエルヴィスで「黒人音楽を白人が真似するな」と白人から叩かれてたり……まあそういうの関係なく熱狂する人もいる一方で差別主義者には叩かれてたということなんだろうけど。黒人だけが黒人の音楽をやってればある意味あの時期は丸く収まったんだろうけど、でもお金になるのはやっぱり多分エルヴィスみたいな存在で、結局リトル・リチャード観た時と同じく、パフォーマーを金稼ぐ手段としてみなす周りのプロデューサーやマネージャーが最悪って感想に至った。あとなんでもかんでも人種で分けようとするの本当に意味わかんないしイカれてるなと思う。下手したら日本でも未だにブラックミュージックが聴けてなかったかもと思うと恐ろしい。
・ボヘミアン・ラプソディ観た時も思ったけど、人気者って全然幸せとは限らないよね。お金にせよ愛にせよ歓声にせよ、過剰すぎると狂う部分があるんだと思う。プリシラフィーチャー映画も上映される予定だからそちらも楽しみ。