プリシラを観た後に鑑賞。パーカー大佐とエルヴィス目線で彼が大スターになって、流れ星のように燃え尽きていくまでを、私生活はほぼ映さず、アーティスト活動中心に描いている。なのでプリシラで描いた、彼女との出会いや馴れ初めはほんの一瞬。
プリシラの、グレースランドでただ彼の帰りを待つ閉塞感とは対照的。明るいポップな色調で時折現代の音楽も効果的に差し込みながら、彼の音楽のルーツ、スター性がキラキラと描かれていた。この作品2つセットで観られたのはよかったと思う。
プリシラではひっそりとグレースランドを離れる描写だったけど、
こちらの作品では、泣きながら別れを拒むエルヴィスがいた。50歳になったら夫婦に戻ろう、という言葉にじーん。
どちらの作品でもお互いへの想いを表すようにi will allways love youが使われている。
離婚後も親交は続いたとのことだったから、二人の関係は結婚という枠におさまらない深いものだったのだろうと思う。
