このレビューはネタバレを含みます
透明度が高くてさっぱりしてた。
お札もらうところとか、美波ちゃん探しに診療所まで走るところとかなんかもっとドラマチックに描こうと思えばできそうなところがすごくさっぱり描かれてた。でも別に物足りないと感じたわけではない。その他の耳に詰まった水抜く動作とかお互いの好きなもの夕飯に食べたりとか実の父と美波ちゃんの細かい距離感の描写がうまい。だから監督は宗教とか親子関係とかを特異的に描きたくなかったんだろうなって思った。あくまで淡々と。だから北野武のソナチネ味を感じた。
原作の漫画どんな感じなんだろな、気になるな。
日比谷のシネマフェスティバルで鑑賞。映画館以外のパブリックな場所で見るの新鮮で楽しかった。しかも外だし。こういうイベントもっと増えたらいいな！
