この映画のピークは序盤、ライブ配信者に銃を突きつけ(薬室を空にする描写も渋い)、アーロン・エッカート扮する警官が
「脳天に風穴が開く瀬戸際だ。おもちゃの銃かもしれないし、そうでないかもしれない。ありとあらゆる可能性を一瞬で判断しなければならない。おまえにそれができるか?」のようなセリフを吐くところだろう。渋い。
米国の警官が日々直面するリアルではないだろうか。
アーロン・エッカートもタラン・バトラーのトレーニングを受けたようだ。
冒頭のモーニングルーティーンをはじめ、米国の警官の1日が淡々と描かれる...かと思いきや配信者とタッグを組むあたりからコメディタッチに。ネット社会を反映した新たな視点ではあるが、配信者抜きでストイックに戦って欲しかった...とも妄想。