SNG

アダムス・ファミリーのSNGのネタバレレビュー・内容・結末

アダムス・ファミリー(1991年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

昔見た時すごい好きだった記憶があるんだけど、話はほとんど忘れてたのでとても新鮮に見れた。
そしてやっぱりめちゃくちゃ面白くてすごく楽しく見れた!最初から最後までずっと面白い。
まずキャラクターがそれぞれに魅力的だからただ日常を送ってるだけでも楽しく見れるんだろうなぁ。
ゴメス•アダムス、モーティシア•アダムス夫妻と彼らの子供であるウェンズデー、パグズリー兄妹、モーティシアの母グラニー、使用人のラーチ、ペットのハンドという家族構成で暮らすアダムス一家は不気味なお屋敷に住む資産家。
モーティシアとグラニーは魔女の末裔であり、一家は不幸なものや邪悪なもの、忌まわしいとされる物を好んで生活していた。
家族揃って何不自由なく暮らしているかに見えるが、一家の主人であるゴメスは25年前に失踪してしまった兄フェスターの行方をずっと案じ続けていた。
一家の顧問弁護士であるタリー•アルフォードは借金まみれで一家の資産を狙い続けている。さまざまな事業をもちかけてみるもゴメスにあえなく却下され資産の引き出しはうまくいかない。
そんな中、サラ金の取り立てに来たクレイブン婦人と息子のゴードンを見て、ゴードンがゴメスの兄のフェスターにそっくりであることを発見する。
クレイブン婦人とタリーはゴードンにフェスターのふりをさせ、アダムス家に送り込み、一家の金庫から金を盗み出す計画を考える。
なんだかんだでゴードンはうまくアダムス家へもぐりこむことに成功するが……!?
という内容。
結局ゴードンは本物のフェスターで、記憶を失っているところクレイブン婦人に拾われていただけで、資産は奪われず兄も戻ってアダムス家はハッピーエンド!っていう皆んな納得にっこりな内容なんだけど、アダムス一家がともかく常軌を逸していて、悪役が呑まれてしまうところがまた最高にアダムスファミリーだ〜って感じがして良い。
テンポがすごく良くて次から次へとエピソードが繋がるので常時面白い!
あとゴメスとモーティシアのラブシーンがものすごく美しい!ショーを見てるみたい。
ゴードンがどんどん子供たちと打ち解けて家族と馴染んでいく様子は見ていて心温まる。こんなこと覚えてるなんて本物のフェスターなのでは!?と思うので結末は予測がつくんだけど、思った通りの内容でよかった!とニコニコしてしまう。
謀略によって家を追い出されて貧乏暮らしを体験させられるアダムス家、これをやってくれれば面白いのにという全てをしっかりやってくれるので、信頼感ある!
レモネードを売るウェンズデーとパグズリー、アルバイトで子供たちを見るモーティシア、まるで役に立たないゴメス。
悪趣味でダークなものを好む家族ではあるんだけど、どんなところでも家族想いの一家であるので、愛に溢れる良いご家庭でもある。だから見ていて大好きになってしまって、応援してしまうんだろうな。
家族を救うため兄フェスターといわれるゴードンと話し合いをしにいくモーティシア。
そのモーティシアが囚われてしまったことを知って助けに行くゴメス。
結末までハラハラするし最終的にハッピーエンドで鑑賞後にニコニコしてしまう。いい作品だなと改めて思った。
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