試写会に参加させていただきました。
「ごめんね」という言葉が、情景や刻まれた歴史の違う人生を刻んだ人間にうつしだした、短編3作のなかで必ず発されていた。
その「ごめんね」は、すべて誰に言うでもなくきっと己の感情すべてに存在する生きた自分の欠片を自分自身で引ったくったり、夢に微睡んでさえ抱きしめることができなかったり、壊すことで保った過剰になるべき部分への怒りの愛の言葉だと感じた。
生きる愛の怒りを封印している人、自分なんてと思っている人、過去を忘れるために逆向きで振り返っている人に、苦しい鮮やかが通る映画なのではないかなと思います。
どのコンディションで見ても、今その瞬間に見たからこそ、生きてたらいつの日か思い出す言葉が必ずある作品だと思うので、色んな方に見に行ってほしいです。
詳しくはnoteに感想を書きました。