元AV女優の戸田真琴の実体験を元にしたオムニバスショートムービー。
「アリアとマリア」「Blue Through」「M」の3つのエピソードからなり、
「植物園」や「廃遊園地」など、印象的な場所を舞台にした、美少女たちのショットは「写真集」のように美しい。
また文学や演劇のような観念的な台詞は、「ひとり」の孤独感や「母親」からの束縛、「愛」への渇望を訴え「詩集」のようでもある。
特に監督が送った手紙を元に大森靖子さんが書いた歌を使った「M」は、監督自身のリアルな叫びか。
「アリアとマリア」に出演されている中尾有伽さん。下北沢で開催されている写真展にも行ってきたが、透明感のある素敵な女優さん。美しかった。
