テリー

永遠が通り過ぎていくのテリーのレビュー・感想・評価

永遠が通り過ぎていく(2022年製作の映画)
1.0
想いが詰まってるだけでは作品に昇華されない。
美しいだけでは感情が伝わらない。
ただただ自分の世界を見せつけている監督のマスターベーションのように感じた。
「いいじゃない。それが作家性というものよ」という人もいるだろうが僕はそう思わない。
映画は総合芸術だ。
想いを伝えたいなら、伝わるように工夫しなきゃいけない。
言いたいことだけ言ってハイ、ソレマデヨじゃ納得できない。
ファンの方は喜ぶだろうが、何も知らない人が見てどれだけ理解できるのか。
新しい世界を見たかったが、映画に描かれていたのは手垢がついた独りよがりの世界だった。
そんな想いに強く駆られた作品。
テリー

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