ホ・ジノ監督の作品は美しくて優しい。
ソン・ガンホが世宗大王を演じ、ハングルを作る作品「王の願い」からの流れでこの作品に辿り着きましたが、この作品も涙涙のめちゃくちゃ良い作品でした。
身分や家柄は違ってもビタっと心が通い合う親友になれる。
友情っていうかもはや愛を感じた。
世宗王と科学者ヨンシルのやり取りは前半から名場面と思えるようなシーンばかり。
雨の中部屋で星を見るところは震えた。
本当に優しさと暖かさと思いやりで溢れてるんだよなぁ。
こういう美しいシーンがホ・ジノ監督らしい。
クライマックスはめちゃくちゃ切ないんだけど、やり取りしている内容とは違うお互いの気持ちがヒシヒシと伝わってきて鳥肌立ちっぱなし。
名優ハン・ソッキュとチェ・ミンシクの迫真の演技に涙が止まりませんでした。
こういう友情を描いた作品にめっぽう弱い。
天文学パートとハングル文字パートの2作品。
世宗大王を大好きな「シュリ」のコンビが主演っていうのも胸熱ポイントだよなぁ。
いやぁほんとこの作品の全てが大好きだわ。
観て良かった。