マブリー主演の韓流コメディと思っていたら、コメディ路線でありながら最後はちょっとしんみり、でもマブリーはやっぱりマブリーな作品でした。
金髪頭の家出少年テギル。
とある中華料理店で出前の仕事を始めるが、店にはおかっぱ頭で中華鍋を振るう異様な雰囲気の料理人マブリーがいた。
生意気な少年に世間の厳しさを教えるマブリーだったが、彼には秘密にしている過去があって。。
TWICEを踊るお茶目なマブリーが拝めると評判の本作ですが、実はウチの娘たち、部屋はTWICEグッズやポスターだらけでファンクラブにも入っている熱狂的なONCE（＝TWICEファン）でして、その影響から僕もかなりのTWICE通と化しており、メンバー全員の顔と名前はもちろん、カーコンポから流れるTWICEソングを聞いて（娘たちを車に乗せるとTWICEメインにKPOPしか流れない…）、今どのメンバーが歌っているか分かるくらいにまで鍛え上げられておりまして、なので本作でマブリーが踊る「knock knock」は空で歌えますし（日本語Ver.ね）、ダンスもサビの部分ならほぼほぼ忠実に踊れます。
なので劇中でTWICEを踊るマブリーに対して「振り付け間違ってる！」「TWICEを侮辱するな！」と突っ込み入れるテギルの気持ちが分からんでもないというね。
話が逸れましたが本作、コメディではあるもののお腹を抱えて笑うほどの爆笑ポイントがあるわけでもなく、登場人物たちの各々のドラマもちょっとまとまりがない感じで、つまらないとは言わないもののコメディ作品としては僕の笑いのツボはそこには無く、マブリーのおかげでなんとか体裁保ったかなという感じの作品でありました。
笑いのツボって人それぞれなので、コメディって難しいですよね（…製作者側が）
それにしても皆さん言われるように、本作を観るとジャージャー麺が食べたくなりますね。
