Null

GEEK BEEF BEATのNullのレビュー・感想・評価

GEEK BEEF BEAT(2019年製作の映画)
4.2
ポエトリーラッパーの狐火が主演ということで観た。

考えや思いを言葉にするのが苦手な男が、職場、家庭、娘との関係の中で、一歩踏み出してラップにのせて思いをカタチにすることで、絆を深めるハートフルほんわかムービー。

狐火さんに会ったことないけど
曲はほぼ全部聴いてる。

その上で、こんな人なのかな
っていう頭の中の狐火像に
近しい人が主人公だった。



狐火さんのラップは
曲の中でも言ってるけど聴く人によっては、
鬱ラップだとか
ネガティヴだとか
あるいはギャグだと
笑う人もいるかもしれない

決して世間の偏見に満ちた
オラついた、カッコつけたrapではない。

考えを、思いを
悩み抜かれた言葉で紡ぐ
生々しいラップ。
聴く人が恥ずかしいと思うかもしれないラップ。

僕にとってのラップは
まさにこう言うことだったので
すぐ好きになった。
カッコ悪くていい
ダサくていい
ありのままでいい
真っ直ぐに
ホンモノの言葉を紡ぐ。


僕らの代わりに
弱い自分を曝け出してくれる
だからこそ、誰しもが共感できる
背中を押してもらえる。

あったけぇー!!!
Null

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