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GEEK BEEF BEATのQTakaのレビュー・感想・評価

GEEK BEEF BEAT(2019年製作の映画)
4.1
「お父さんがんばって〜」の物語ですが…
無口なお父さんの愛の言葉は、心の叫びの”ラップ”しかなかったが…
ついには、全校放送で炸裂。
いやぁ〜、狐火さん。イイ。
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”ラッパー”さんねぇ〜
とんとご縁がない分野でした。
こういうのは出会いですからね。
ナイスな出会いでした。
”伝える”ための方法として、言葉は重要ですが、それは要素であって方法じゃない。
だから、そこに”音楽”を含めて”歌”が重要になるんだね。
それは、まさに”伝える”行動だから、リズムも大事。
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映画の中では、心の叫び的にインサートされるラップが気持ちいい。
そうやって、心ではどんなに叫んでも、音として口から出てこなければ伝わらない。
そして、とうとうやっちまう”校内放送”って、中学生か?(笑)
その言葉は、まさにラップ。
心を打つ言葉たちは、リズムを刻んで伝わっていく。
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この映画のラップは、そこで終わらない。
まだまだ心の叫びは終わっちゃいない。
だからエンドロールまでノリノリだ。
田んぼの真ん中で…
イイねぇ。
楽しいねぇ。
こっちまで体が動き始めちゃう。
山口まゆさんのラップ、必見ですね。
内田慈さん、いいところを持っていきましたね〜。
最高のエンドロールだ!
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この映画『GEEK BEEF BEAT』の単独公開が決まったそうです。
東京、新宿K’s cinemaで3/21(土)~3/27(金)の期間レイトショー。
イイでしょう。
楽しい映画ですからね。
みんなで見て欲しい映画ですね。
ムーラボから単独公開は、毎年数本有るようですが。
今年は、何本出てくるかな。
それも楽しみです。
皆さんの近くで公開の折りには是非ごらんください。
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MOOSIC LAB 2019の作品には、2本+αにクラファンで出資しました。
そういう作品を、実際に見られる保証は無いのですが。
(今回は、DVDのリターンが有ったから実は安心して出資できた。)
そんな作品を、こうしてスクリーンで見られたことに感謝。
今回の出資の決め手は、監督鳥皮ささみさん。
一昨年のムーラボ2018で、『ドキ死』の脚本を担当されていたということで、期待を込めて出資した。
狐火さんのラップは、実は知らなかったので、この出会いはまさにご褒美として受け止めるしかない。
また、イイ出会いを求めてクラファンを探してみようと想う。
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監督・脚本:鳥皮ささみ
出演:狐火
山口まゆ
内田慈
社歌:Nakanoまる
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