ShotaMizuno

GEEK BEEF BEATのShotaMizunoのネタバレレビュー・内容・結末

GEEK BEEF BEAT(2019年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

父の苦闘をラップで描く、日々の葛藤をラップで閉ざす🎶
みたいな感じでお父さんは日常での不満を
どこにもぶつけられず。脳内でラップする事によって発散するお話。
妻からはダメ出しの嵐で、娘は不登校でお父さんとしての距離感も掴めずにいる。仕事では父親の町の小さな自動車工場を継いで社長になったものの、社員からは相手にされず冷たい目で見られていた。
そんな色々な不満を脳内のラップでぶつけては言葉として発せずにいる。行動に移す事も出来ずにいた。
ある日娘はいじめにより不登校だと知り、親子で学校に駆け込み先生から事情を聞くがいじめの事実を否定されてしまう。
妻が先生に言いよる中、父は後ろで佇んでいるだけ。話が終わると父は校内の放送室に駆け込んでいく。

感想もラップ調になってしまいますねー。
コミカルさもあり、父の葛藤による虚しさもあり、温かみのある短い時間でも中々面白い映画でした。
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