オヨヨ

トゥルーへの手紙のオヨヨのレビュー・感想・評価

トゥルーへの手紙(2004年製作の映画)
3.0
映画としての魅力はあるかと言われるとちょっと微妙かも。
監督も冒頭で言っているように、私的なホームムービーなのだろう。

写真家のブルース・ウェーバーが 、9.11以降アメリカ中が不安や熱狂的な愛国心で混乱していく状況の中で、家族と愛犬達を思い冷静さを保とうと努力していることに意味があると感じた。
映像は写真のコラージュのように色々な作品が混じっている。音楽もお洒落。

私自身大型犬と暮らしたことがあるので、こんな多頭飼いは夢のよう。海からあがった砂だらけのわんこが家で走り回っても気にしないような所に住みたい!と思いながら観ていた。

先日鑑賞した「記者たち」でも描かれていたが、9.11以降アメリカは次第に報復心に支配されていき、様々な意見を受け入れなくなっていく。

キング牧師の言葉には今も力がある。
オヨヨ

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