戦う女の子が好き。戦場に立つ王妃ラクシュミー・バーイーの美しさと強さ体感した。
そんなラクシュミー・バーイーだが本作では3つの象徴を強く感じた。
一つ目は母としての象徴であるラクシュミー・バーイー。子だけではない。彼女はまるでインドの母のようだ。彼女の性格と行動はインドを立ち上せる。
二つ目は戦士としての象徴であるラクシュミー・バーイー。彼女は王妃でありながらも本作のリーダー格だけど常に最前線にいる。しかもめちゃめちゃ強く彼女が敵を斬るところの爽快さ。
三つ目はインドの愛国者としての象徴であるラクシュミー・バーイー。言うまでもなく彼女は間違えなく本作で一番の愛国者だ。
そんな彼女が藩王国との併合を目論む英国兵に挑みインド大反乱へと発展していく。たとえ男だろうが女だろうが流れるのは同じインドの血。インドを守るためこの闘いはインドの血を滾らせ性別関係なく戦いへと赴く。
綜合して、本作のラクシュミー・バーイーはインド人の象徴なのかもしれない。