とにかくドウェイン・ジョンソン演じるブラックアダムの存在感と説得力が凄まじい映画だった…。
一線を軽々超えるアンチヒーローな肉体やアクションだけでなく『ターミネーター2』を想起するような少年との交流から生まれるシュールな面白さや、冒頭の長い説明が後々大きく効いてくる話運びも良かった。
自身の力を "呪い" と称する背景にはぜひ注目してほしい。
JSAの面々もかなりキャラが立っていてブラックアダムに引けを取らない。
特にドクター・フェイトの儚げなイケオジ具合にやられる人はめちゃくちゃ多いと思われる。
アトム・スマッシャーくんはもうちょっと真面目に働いてください。
惜しむらくはヴィランの存在感がどうしても薄いのと、同じロケーションが多く画面が変わり映えしないと感じた事。
ポスクレ含め今後のDCEUにも期待!