このレビューはネタバレを含みます
ロック様のヒーロー映画ですね!
5000年の眠りから覚めた半神のヒーローが虐げられた町の人を救うって話です。
普通に面白い、けどちょっと物足りなかったかな?
工夫は凝らされていたとは思います。ロック様が単なるヒーローじゃなくアンチヒーローな設定なこと、政府側のジャスティスソサエティというチームと対立するけど、仲間になっていくところ、ヴィランではなく軍隊に制圧されてしまった町を救うこと。
コメディあり、チームあり、町の人を救うシーンもあるし、主演はロック様。ヒーローものとしての必要要素は兼ね備えているのに、物足りないのは何故かしら?
ジャスティスソサエティが初見で、思い入れもないってのもまずはあるかな?ピアースブロスナンまで引っ張りだした割には、イマイチ魅力不足だったかも。巨大化できる彼のキャラは良かったけど、コスチュームがイマイチすぎるw
ロック様が最強すぎなのは爽快ですが、全然ピンチにならないのは良いのか? とか、ヴィランが王の末裔という説得力の無さ、とかも気になったかなあ。
人間側の母は美女でカッコ良いし、頑張る息子のスケボーアクションは良かったです!弟君が「俺は電気で死ぬから大丈夫!」ってゾンビ?に立ち向かって行くところも楽しかったですね!
ロック様はキャラ良かったけど、もうちょっと息子君との心の交流がしっかりあっても良かったかな。5000年のギャップを息子に教えてもらう、とか?
チームは得意だ!と皮肉を言ってたロック様が、ラストはチームの皆に愛着を持ってるのも悪く無かった!
でも同じアンチヒーローでいうと、何年も前のデッドプールの方がずっと振り切ってて魅力的でしたかね。
ジャスティスリーグはどこ⁉︎ は気になったけど、ラストにスーパーマン出てましたね。一応いたのね。
このシリーズはこれでキャンセルみたいで、ロック様のヒーローものがもう見れないのは残念。パワーバランス悪いジャスティスリーグでは唯一スーパーマンと同じくらいパワーのあるキャラだったけど。まあ、DCは今後のジェームズガンに期待!です!