Casablanca

力道山のCasablancaのレビュー・感想・評価

力道山(2004年製作の映画)
2.8
力道山の奔放で力強いイメージの描写は限定的で、どちらかというと自分の思惑通りにならないもどかしい人生を見せられる。日本人にはヒーローとして記憶に刻み込まれている人物であるにも関わらず、まるで人生の敗者のような扱いで、不満は残る。

演出も今一つメリハリがない。韓国映画ではあるが、言語は日本語で、出演者も日本人俳優が多くを占めている。

ソル・ギョングは、ほぼネイティブと言っていいほど巧みに日本語を操っていて、立派だった。