チャゼル監督だし、ほとんど条件反射で鑑賞！！
本作はこれまでで一番エネルギーに満ち満ちた映画でした。
音楽への愛と映画への愛が伝わってくる、全力投球なパワータイプムービー。
エンタメ全振りというよりは、しっかり大人が観るように味付けされているので、深みもありました。
性描写は特に驚くほどではなかったけど、下品さに関しては…。笑
ララランドの監督だ〜で見に来てた若いカップル、大丈夫だったかな？😢
恐らく見せ場の一つであろう、最初のパーティシーンはまさにカオス！
こんなに乱れまくってるのに、よく長回しで撮影できたなってとにかく圧倒されっぱなし。
映画製作の裏側を描くストーリーだったから、このシーンの裏側はヤバそうだ…と要らぬ心配をしてしまった。笑
そして、エネルギーばっしばしな作品の中で、他の追随を許さない存在感を出し続けたマーゴットロビーには拍手を送りたい。
彼女の迫力のある顔とボディ、指先の動き一つでも人を惹きつけるオーラは素晴らしかった。
駄目な女なのに愛らしくて、下品な行動ばかりなのに野生の蝶のように美しくて、嫌味のないキュートさがとても好き！
これは誰でも好きになるでしょう。
あのシーンはよく引き受けたなって感じだった。
もちろん皆大好きブラピも良かったよ〜。
実在する作品や人名が使用されているから、妙にブラピの役だけリアリティがあって、伝記映画を観てるかのようだった。
彼の人生を思うだけで胸が締め付けられるような気持ちになる…、まさかブラピにこんな気持ちにさせられる日が来るなんて！笑
その他、目がいっちゃってるトビーマグワイアや変顔もできるキャサリンウォーターストンも見られて満足です。
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人はどうして映画が好きなんだろう、その答えはこの作品内にあります。
映画への愛で満たされる、やはり不思議な力で魅せられる作品でした。
3時間もあると思わなくて、目とお尻が痛くなったな…。
