ちゃーりー

バビロンのちゃーりーのレビュー・感想・評価

バビロン(2021年製作の映画)
-
映画を観ることが、生き続けたいと思う特別な原動力のひとつである人ならば、最高潮のときめきが3時間ずっと抑えきれないはずです!(必ず映画館で観るべき!)

Brad Pittが世界で1番大好きな人なので、愛を綴ります.. ✍🏻🖤
ブラピは登場したその瞬間から、幕を下ろす最後の隙間まで、1秒も残らず格好良く居続けてくれました。希望を纏った苦しみに対して「ありがとう」と言ったきり、もう戻ってはこない姿が、悲しいほど格好良かったです。
過去にブラピが演じてきた役ならば、あそこで立ち去ったままにせず、必ず戻ってきて、すべてをぶち壊して、ぶちまけて、めちゃくちゃにしてやるはずなんです。そうやって世界をブラピのものにしていくイカれた狂気に、痺れるほど格好良いと惹きつけられて、到達不可能な存在感に、世界中が惚れさせられてきたはずです。
しかし、今作のブラピは決して声を荒げず、暴れず、誰の心も無神経に傷つけません。新しい時代の開拓者が、主役でなく大きなものの一部に、まだ今は誰も見たことのない永遠の一部になる為に、頂点を下っていく静かな覚悟が、大スターでした。
ブラピは今日も格好良いし、明日も格好良くて、昨日も格好良かったんだろうと思わずこぼれてしまうほど... 私の心の中では、このブラピがオスカーを手にしてます!

マーゴットロビーは行けいけ〜 もっとやっちゃえ〜を魅力の塊、大爆発で艶かしく踊り狂ってます!♥️
腰抜けの雑音を直球で喰らって、お手洗いで泣く夜があっても、ドアを蹴破ったら、輝くのは今、ここにあるもの!この瞬間!感じたままに、自分の為に、遠慮なく叫ぶネリーは、誰かから見たらダメダメなのかもしれないけれど、永遠は求めない潔さで、花火みたいに熱く咲き乱れていました。
世界でいちばんの幸せと、耐えられない屈辱を繰り返して、命懸けで撮影をしてきた人たちの生き様や愛が、何十年.. 何百年後かのいつか、毎日本当に頑張って生きている私たちの命となって永遠に生きていくクライマックス!
映画の魔法✨
(『雨に唄えば』を観たことのある人の方が、切ない感動も大きいと思います。)
今年19作品目
ちゃーりー

ちゃーりー