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バビロンのtakehiのネタバレレビュー・内容・結末

バビロン(2021年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

ハリウッド映画1920年代サイレントからトーキーへ変わる大変革期に振り回される俳優達。。
落ちぶれたスター俳優は銃であっけなく自殺する。
愛を誓った直後に闇へ失踪し死亡する女優はストレスとドラッグで心身を失っていた。 
銃とドラックの存在が身近なアメリカ社会に畏怖を感じます。
※銃の所持率の高い州は自殺率が高いそうです。

トーキー時代ハリウッドの黄金期を裏表無く活写!!
・映画会社主催の酒池肉林&ドラックなパーティの過激な描写に驚く!
・サイレント時代の映画製作風景のスケールの大きな再現が凄い。
・天才的女優☆スター誕生の瞬間が楽しいしセクシー!
・トーキー映画撮影に不慣れな時代、NGの連発にその苦労を理解できた。

裏社会の白塗り変態ボスだって映画好きなんだよな、出演者達は皆映画好き!そして時に映画に愛されたり、裏切られたり、、。
その悲喜交々のドラマは3時間越えで見応えありましたが、盛り込み過ぎか、自分の鑑賞力では、集中力が途切れる瞬間がありました。
それでもラストには映画を観る喜びと感動が画面から溢れ出し感涙させられました!
下品で過激な描写が多く誰にでもおすすめできるタイプの映画ではありませんが、マーゴット・ロビーの熱演は必見ですし、チャゼル監督のファンそしてベテランの映画ファンは観て損はない問題作と思いました。
映画とは?映画の魅力とは?凄さとは?確認するため、いつか再観しようかな、、

追伸
この映画英語がわからない喋れない私は本当の評価できないのだろうな、トーキーで評価されない演技や声が本当の意味で理解できないだもん、、残念!
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