賛否両論のチャゼル監督最新作。
サイレント映画からトーキー映画へ変わるまさに激動の時代を背景に、大スター、新人女優、そして映画製作を目指す若者の3人に焦点を当てた物語。
汚物が飛び交うやり過ぎな描写もあるものの、個人的にはまぁ楽しめました。
まずマーゴットの演技すごかった。
オスカーの主演候補になってもおかしくなかったかも。あまり馴染みのないアンドレアなんとかさんより^ ^;
1920年代のハリウッドってなんでもありだったんやねー。
わからないでもないけど、節操がなさすぎる💦
まぁそこは監督の遊び心かな。
ブラピがなんとも味わいあったなぁ。序盤はやりたい放題、怖いもの無しのスターだったのが、年齢を重ね、そこへトーキー映画が登場するのをきっかけに必要性が無くなっていく悲しさ。
いい感じで表現していました。
そして筋肉が素晴らしかった！
トビー・マグワイアがあんなイカれた役をww
あの人目が怪しげなので、なかなか似合ってて良かったけどね。
クライマックスのマーゴットと映画プロデューサーのマニーが遭遇する事件。
自業自得だし、どっちに転んでも2人はしあわせになれないのかも。
そのへんは淡い青春の香りがした。
最後に、やっぱり上映時間長いね。
20分ぐらい上手に短縮した方がスッキリしそう。
まぁ3人の話をしっかり描くと、それぐらいのボリュームになるのかなぁ。
ハチャメチャパーティーを長々と流すより、映画を何テイクも撮るところの方が面白かったのに。
みなさんのレビュー拝見し、これは長い中に、監督の映画への熱いメッセージが込められているんだろうなと解釈してます。
