監督 デイミアン・チャゼル
こんなコンプラに唾ぶっかける作品に100億円ぶっ込むハリウッドには、日本の映画界は太刀打ちできる訳がない。
良いか悪いかじゃない。好きか嫌いかで評価が分かれる作品なんだ。
僕は大好物が過ぎる。
チャゼルの映画愛が溢れてるんだ。彼に影響を与えた名作のオマージュ満載。そして、ワンカットであれだけ大量の情報量を注ぎ込むことができるのは、どれだけ天才なんだよ。
マーゴットロビーが、野心の塊のパリピを演じきってる。氷で乳首立たせてるところも、蛇に噛まれてるところも最高。
ラストの雨に唄えばの間に挟んでくるニューシネマパラダイスをオマージュしながら、時代の変化の犠牲になった、いや100年前からクリエイティブに挑戦するクリエイターがいたから今があるんだぜってメッセージが刺さったわ。
そして、最高の音楽の洪水に溺れよう。
整うわ。