kazuo

バビロンのkazuoのレビュー・感想・評価

バビロン(2021年製作の映画)
3.9
1920年代のハリウッド黄金期を舞台にした作品。
SNSの評価で熱量とか好き嫌いとかの言葉見られたけど、なるほど😅冒頭のゾウさんからもう試金石というか💦
さらに輪をかけ乱痴気パーティーへと続き💦この時点で早くも好き嫌い分かれると思います😅

破廉恥で豪勢で下品で煌びやかで圧倒するサイレント映画黄金時代の前半から、トーキー映画への移行による変化の中で価値を失い没落していく俳優達の様は、同監督作品の「セッション」の狂気や「ラ・ラ・ランド」の悲哀を感じさせるし、名作と謳われる「アーティスト」や「ニュー・シネマ・パラダイス」に通じるものもある。背脂振って調味料入れすぎな仕上がりになっているけど😅
3時間の長尺もだらける所ないから長さは感じないかな。アッパーな前半は圧倒されて満腹感凄いけど💦
で、自分はこの作品好きか嫌いで問われたら、嫌いじゃないです💕
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