1920年代、ハリウッドの夢というより野望と破滅の映画だった。
ちょうどアメリカ🇺🇸が第一次世界大戦に勝利して好景気に湧いて、1929年の世界恐慌でバブルが弾けた時期にも重なる。
まさしく、メソポタミア文明の栄枯盛衰した都市バビロンをタイトルに持って来たところから、ストーリーも派手さとスピード感ある前半と陰鬱でだらけた後半と怒涛の3時間だった。
当時の無声映画時代の無法地帯状態がすごい。酒池肉林。上から下からとにかく汚物まみれで汚い😂ドラッグとやりたい放題。
ジャズを中心とした音楽やデイミアン・チャゼル監督が敬愛する映画のオマージュが至る所に見受けられた。
好き嫌いは別れる映画っぽいけど、シンプルにもう一度見たいし、今年度のフェイブリット映画がもう決まった感じくらい気に入った。