SugarOnMe

バビロンのSugarOnMeのネタバレレビュー・内容・結末

バビロン(2021年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

2023新作#5

上映時間を知らずに鑑賞しましたが3時間以上もあるとは思わず、飽きることも無かったです。ゴージャスな映像が多くて、IMAX上映もあるとは後から知りました。

ストーリーもトーキー時代に移り変わり、無声だは大スターだったジャックやネリーが落ち目になり、ジャックは自ら死を、ネリーはギャンブル癖が治らずギャングに殺されると言う、映画技術の進化と共に犠牲になってしまう、とても悲しい結末に寂しい気分になりました。
マニーもギャングから逃げ、夢も中途半端で閉ざされますが、再び希望を取り戻した様に思いました。

ただ(ここからが重要)

下品過ぎないかい?

オープニングから象のウンコを大量に浴び(ここは笑えたが)30分以上の乱痴気騒ぎの大パーティー。そこら辺でヤりまくり、放尿プレイ。後半の巨大ペニスで遊ぶ男性、捕まえたネズミを食べる等々。
見ていて気分が悪くなるシーンが目立ちました。
僕はAVを見ますが、多くのおっぱい丸出しでヤるシーンなんてAVそのものです。芸術とは思えないです。劇場でそんな物を見たくありません。見たく無いと言えば、マーゴットロビーがゲロを大量に吐きまくるシーンもファンとして幻滅です。

ハリウッドはそれらの様な汚い所なんだよとのメッセージかも知れませんが、あまりにも生々しいので、そのメッセージは胸に刺さる事はありません。
そんなシーンを多くしなくても伝わると思うのですが、皆さんはどう思うでしょうか?

ストーリーが良かっただけに大変残念です。
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