くじら12号

バビロンのくじら12号のレビュー・感想・評価

バビロン(2021年製作の映画)
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この映画を観た夜は悪夢を見た。
それほどになかなか居心地の悪い時間が大半。
でもマニーがネリーに恋をしたあの瞬間はやっぱり素敵で、この映画で一番好きなシーンだ。それだけで映画は成立するし、そういうシーンさえあればいいとさえ思う。

ラストは映画の始まりから今日に至るまで、自分の人生のワンシーン、そこに入り混ざる感情、そしてまるで人生の走馬灯のようにそれを見る顔。涙。映画愛に溢れているなあと思いました。