オヨヨ

バビロンのオヨヨのレビュー・感想・評価

バビロン(2021年製作の映画)
4.0
ドラック、セックス、汚物や欲にまみれ、ひたすら映画の神に愛されたいと願う人々の愛と狂乱の世界。
そんな世界に飲み込まれて、逝く人、去る人、傍観者として残る人達のそれぞれの生き様を凝縮して観ているかのよう。

音楽が良かった。
まるでミュージカルを観ているみたいだった。リズムを取りたくなるシーンのオンパレード!

主演3人の相性が良かった。目が印象的。
マーゴット・ロビー(ネリー)の狂気。入り込み方がすごい。
ブラピの哀愁。彼が演じる事でジャックという役に魅力が出たと思う。
ディエゴ・カルバ(マニー)の純情。スターやスタッフ達に振り回されながらも、映画やネリーに対して純粋な想い。

トビー・マグワイヤーの役もインパクトあった。

ドラック、セックス、汚物の量が半端じゃないので、好き嫌いの分かれる作品かもしれないが、私は好きだったな。
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