サイレント映画の時代からトーキーへと変わっていく中での映画に携わる人間達の栄枯盛衰を描いた作品。
栄えている時代の振る舞いと時代が過ぎ去ってしまった後の差を3時間かけてじっくりと描いてくれた事にとても意味があると感じた。
3時間あるとは言えども、音楽やストーリー展開
が秀逸で全く中弛みもせずに楽しめたのも非常に良かった。
言語化するのがとても難しく、うまく言い表せないがラストの5〜10分はこれまでの歴史全てにストーリーがある事を感じさせてくれて、これからも色んな映画を観ていきたいと感じさせてくれた。
汚いという意見も結構あったが、これくらいの方がギャップが強まっていたので個人的にはこれくらいやってくれないと刺さらない作品になっていたように感じた。