"長く続く何か大きなものの一部になりたい"
オールタイムベストが『雨に唄えば』の私は、本当に本作が好きなのか、『雨に唄えば』裏ver.みたいだから気に入ったのか正直分からない。とにかく強烈な映画だった。「汚いララランド」と評されてたことについては、序盤で納得しちゃった。しかも映写トラブルで2回見ることになるとは…笑
時代設定としては、"サイレント映画"から"トーキー映画"への移り変わりの時。文明の進化により電話交換手やタイピストなどの職業が消え去ったように、映画界も技術革新の影響をモロに受けて、時代の波に乗ろうともがく人々が描かれていた。"時の人"には期限がある。ブラッド・ピッドの哀愁漂うキャラクターが良かった。
マーゴット・ロビーの大きめな口でニカっと笑う顔が本当に可愛くて大好き！トビー・マグワイアの場面のくだりで好感度落ちちゃうキャラクターだったのが少し勿体無かった。それでも、とにかくチャゼル監督の映画愛をガツンと喰らったし、ジャスティン・ハーウィッツの音楽が頭から離れないしで余韻たっぷり！
